高齢者の運転ミスによる悲惨な自動車事故が度重なっている。その多くが「記憶が飛んでしまった」というものだ。この原因を探っていくと、メラトニンという注目の成分に行きついた。メラトニンは大脳松果体で合成され分泌される脳内ホルモンで、睡眠と覚醒のリズムを制御していることがら睡眠ホルモンとも呼ばれている。運転中にこのホルモンに異常があると、身体は起きていても意識は眠っているというような状態になってしまい、こうした状態のとき、運悪く事故が起こる可能性が高い。
メラトニンは、アミノ酸の一つであるトリプトファンと微量元素(ミネラル)亜鉛によって生成されるが、厳密にいうと、単離された遊離トリプトファンと亜鉛イオンが結合してできる神経伝達物質である。加齢とともに分泌量が減少することが明らかになっているが、これは、体内で遊離トリプトファンに分解されるまでの過程や、亜鉛が分解されてイオン化されるまでの行程に無理が生じているからである。
BG冬虫夏草は、この遊離トリプトファンとイオン化されやすい亜鉛をともに含有している。したがって摂取することで無駄なく速やかに、脳内ホルモン・メラトニンやセロトニンの合成に繋がる。