「便秘」といえば、勧められるのが酸化マグネシウム。痛みがなく便が硬くならずに排泄できるが、厚労省は「腎臓障害の原因となる」と警告を鳴らしている。もう一つは、食品が腸に滞留する時間が短いため、栄養成分が消化吸収されないので、栄養失調の原因になる。また、大腸を刺激して扇動運動を強める漢方薬の大黄(ダイオウ)は、常習していると腸壁にリポフスチンという色素が生合成され沈着して黒褐色に染まる。このようになると、大腸活動に係る神経も損傷を受けて、より激しい便秘がつづいて大腸としての機能も失われる。下添したアイコンをクリックして、便秘の恐ろしさを検証してください。