心臓病による死亡率も激増
サイトに掲載した統計表(抜粋)は厚労省大臣官房情報統計部の資料を基に作成したもので、心臓疾患が原因で亡くなられた方の数値をその年度の総人口で割り算してグラフにしています。
心臓病による死亡者数は、終戦後5~6年たってから増え始めました。そして1993年には、高血圧による死亡者数を削除して統計に乗せる(脳血管障害)よう、こちらも癌の年齢調整と同じように余りにも激しい死亡者増加をごまかすような表示をするようになりました。それにしても、急激な増加が止まりません。
2021年死亡者のうち、癌死が原因となるものが35%、心臓病死が18%、この2つの病気で国民の半数以上が亡くなっていることが分かります。戦後80年近くも激増を続けるには、きっと何かの原因があるといろいろ調査をするうちに、終戦直後、焼け野原となった広島市街地に突如として設置された銀色に輝くドーム型の施設、その名をABCCと言いました。この内容を検証してみたいと思います。