死亡原因
死亡原因1位~5位
死亡原因は何だ?


 

 
癌による死亡率が増加
統計表は厚労省大臣官房情報統計部の資料を基に作成したものですが、癌によって亡くなられた方の数をこの年度の総人口で割り算した数値です。
これによると、癌による死亡率がここ40年の間に2倍以上に増えたことが分かります。先端医療が報道されるように日本の医学は格段の進歩をしているはずですが、実際には、癌で亡くなる方がどんどん増え続けているというのが実情です。
実際に亡くなられた方は、この数字よりももっと多いようです。というのも癌による死亡というのが後期高齢者がカウントされないからです。平均寿命を過ぎた癌患者の死亡は何の問題もなく「老衰」になるからです。ここ7年くらいから老衰の数字が急激に増えています。過去100年を見てもなかった現象なので調べを進めると、統計には年齢調整がかかっている、ということが分かりました。
理由はともあれ、このまま何もしないでいると、日本はいずれ癌によって滅亡させられてしまいます。
心臓病による死亡率も激増
サイトに掲載した統計表(抜粋)は
厚労省大臣官房情報統計部の資料を基に作成したもので、心臓疾患が原因で亡くなられた方の数値をその年度の総人口で割り算してグラフにしています。
心臓病による死亡者数は、終戦後5~6年たってから増え始めました。そして1993年には、高血圧による死亡者数を削除して統計に乗せる(脳血管障害)よう、こちらも癌の年齢調整と同じように余りにも激しい死亡者増加をごまかすような表示をするようになりました。それにしても、急激な増加が止まりません。
2021年死亡者のうち、癌死が原因となるものが35%、心臓病死が18%、この2つの病気で国民の半数以上が亡くなっていることが分かります。戦後80年近くも激増を続けるには、きっと何かの原因があるといろいろ調査をするうちに、終戦直後、焼け野原となった広島市街地に突如として設置された銀色に輝くドーム型の施設、その名をABCCと言いました。この内容を検証してみたいと思います。

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