肝臓癌で亡くなった父親のリベンジを果たすべく冬虫夏草を研究

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秦の始皇帝が生命を託し、世界の三大美女と唱われる楊貴妃がこよなく愛した、漢民族の歴史の中でも特筆されている「冬虫夏草」は、中国南西部に位置するチベット自治区(上写真)の秘境で繁殖するオオコウモリを培地として発芽したキノコをいいます。この希有なるキノコと出会ったことから、川浪の冬虫夏草研究が始まりました。
冬虫夏草3種
川浪とは(株)BGサイエンス代表取締役、そして日本自然療法協会の創設者です。その川浪の終生の活動である癌と闘う「食事革命」を主宰することになったのは、深い悲しみの出来事がきっかけでした。あれは今から35年前にさかのぼる、昭和57年春のことです。
 「身体に鉛が入ったように重い」と父親が不調を訴え、すぐに検査をしたところ肝臓癌、しかも余命3ヶ月という診断です。旧満州(中国遼寧省鞍山市)に生まれ育ち、終戦1年後に日本に引き揚げてきて広島県庁に勤めて10年。廃墟と化した広島の復興に身を削り、無理に無理が重なって肝硬変を患う。以来25年、ずっと病床にあった父親。長生きしてもらいたい、大好きな広島カープ観戦や温泉旅行にも行ってもらいたいとの一心から、癌を克服できる「何か」を探し求めました。インターネットのない時代だから、情報を集めるのに随分と苦労しました。健康雑誌で効果がすごいという丸山ワクチン、抜毒丸、ビワの葉、クマザサなどいろいろと試みたが、まるで坂道を転げるように病状は悪化、入院わずか45日の闘病の果てに永眠したのです。
 「何もしてあげられなかったね。引き続き癌を克服する何かを見つけて、必ずリベンジしてみせるから」と、苦しみから解放されて穏やかに眠る父親に誓いを立てました。

チベット冬虫夏草のパワーを知る

今からさかのぼること、26年。川浪は薬膳キノコに魅せられて、台湾の阿里山で研究を始めました。その帰路、台北に立ち寄り世界的に有名な漢方薬街・迪化街(ディホアジェ)の薬房を訪れた時のこと、偶然にチベット冬虫夏草の凄さを知ることとなりました。冬虫夏草とスッポンを食べながら海抜2000mを超えるチベット高原で猛特訓に励んだ中国女子陸上チーム「馬軍団」が、1993年に行われた世界陸上競技大会で神がかり的な大活躍をしたというのです。テレビでそのニュースが流れたとき、迪化の混雑した通りに驚嘆にも似た歓声がこだました。爪楊枝ほどの小さなキノコが5000年もの間、何ゆえに漢方生薬の頂点にあったのか、この真相について研究を始めたのですが、もしかするとこのキノコが父親と約束した「癌を克服する何か」かも知れないと、直感したのでした。
北京オリンピック
それから15年の時が過ぎて、北京オリンピックで51個の金メダルを獲った中国に、世界は再び驚嘆の声を上げました。その立役者がまたしても冬虫夏草だと知って、神秘的なパワーを確信することとなったのです。北京オリンピック直後から、中国の漢方薬房には外国人の買い付けが殺到し価格が一挙に10倍にも高騰していました。それからも世界中のスポーツ関係者がチベット冬虫夏草を求め、バイヤーたちはヘリコプターを使ってヒマラヤを飛び回り、僅かばかりの冬虫夏草をめぐって奪い合いとなり、そして地域住民もチャンス到来とばかり子供までかり出しての乱穫が始まりました。
チベット絶滅
追い打ちをかけるように、自然の楽園だったチベットにも大気汚染が進んで(上写真)おり、日本でいえばマツタケと同じように、4000年も輝きつづけた冬虫夏草が壊滅状態となりました。バイヤーたちはチベットからブータン、ネパール、ミャンマーへと探索の足を伸ばし、高原地帯で発生する冬虫夏草を根こそぎ買い付けています。ところが・・・
金メダルの推移
しかしながら、世界のスポーツ界で冬虫夏草の名声は、凄まじいものがあります。もうチベットではほとんど採れないのに、世界中に広がった華僑ネットワークの店舗では冬虫夏草が飛ぶように売れたそうです。ミャンマー産であろうがネパール産であろうが、形が同じなら価格も変わらないというインフレ状態が続いて、そして自然の成り行きとして天然物から人工生産のものが台頭し始めて、市場を賑わせるようになりました。
上グラフは中国のオリンピック金メダル獲得数の推移です。馬軍団の快挙の後、冬虫夏草を食べながら猛練習によってスポーツ能を高め、北京オリンピックでは世界の頂点に立っています。しかし世界中から冬虫夏草の願望が高まってくるに連れて、中国選手でもチベット冬虫夏草は手に入らなくなりました。しかたなくネパールやミャンマーの冬虫夏草、あるいは人工生産ものを食べながら猛練習に励むのですが、上グラフのとおり金メダル獲得数は急降下するばかりです。これから見ても、チベット冬虫夏草以外では、スポーツ能を向上させる効果がないことが明らかだと思われます。

 
人工生産
人工生産ものは、上の写真のように自然界に似せて蛾の幼虫(サナギ)に注射器で冬虫夏草の菌糸培養液を打ち込み、やがてサナギ体内の栄養を吸収して菌糸を延ばし、やがて発芽してキノコが出てきます。しかし残念ながら、この手の冬虫夏草は栄養不足(昆虫成分しかない)であって、チベット冬虫夏草のような効果が期待できません。価格が高いし何の効果も期待できないのならば、せっかく高まっていた冬虫夏草の大ブームも冷めてゆくだけです。


チベット冬虫夏草を大量栽培したい

中国の冬虫夏草事業者と一線を画して、薬膳キノコの研究者である川浪は、日本で大量栽培できる冬虫夏草の実現に向かって研究(下写真)を重ねていました。人工栽培による栄養不足を補うために目を付けたのは自重の300倍をも持ち上げる擬黒多刺蟻(左下写真)という薬用蟻です。2年にわたる組み合わせ試験の結果、この強烈な薬用蟻をベースに適合する植物生薬を付加すれば菌糸が見事な活性を示すことを発見。これならば大量栽培ができる、そしてスポーツ能を向上させる冬虫夏草が実現できると確信したのでした。チベットの冬虫夏草に魅せられて10年目、2002年春のことでした。
冬虫夏草進化トップ

国内各地で冬虫夏草の栽培が始まる

川浪の宿願だったチベット産に劣らない冬虫夏草の国内大規模栽培は、2003年から始まりました。20万菌床という膨大な規模の栽培は世界にも例を見ない大規模なものです。それから15年、さらに進化しつづける冬虫夏草は国内15カ所に栽培基地を有するまでに成長し、日本の必要量のおよそ90%がBGSグループ(BGサイエンス)の供給する冬虫夏草となっています。
2018栽培地図
下の写真は、癌細胞の活性を調べる顕微鏡写真です。左が肝臓癌細胞の培養100%、右は冬虫夏草水溶液を投与して48時間後の写真です。これから分かるように、僅か1回の投与で2日後には85%もの癌細胞が消滅(破壊ではない)しています。この結果が直ぐに「癌が治るとか、治らない」ということには関係しませんが、明らかに癌細胞VS. 冬虫夏草の対決は冬虫夏草に軍配が上がったことが分かります。
顕微鏡で見る
では、冬虫夏草がどのくらいの量で、このような結果が出るのでしょうか。この疑問については、下の検査データをチェックしてみましょう。データは冬虫夏草の、がん細胞阻害試験に関する比較です。左下の赤線グラフは培養したヒト肺がん細胞にBGS冬虫夏草(弊社)の溶液を添加したもので、50μg/mlを添加すると約95%のがん細胞が消滅しているデータです。
また、右の黒線グラフは、カイコに菌糸を注射器で植え込んだ(前述)国内他社のもので100μg/mlを投与しても殆ど変化が見られません。これから、冬虫夏草によっては「がん細胞の活性を阻害する何らかの能力を持っている」ことが明らかになりました。
抗がん活性比較


癌に対するリベンジが始まった

薬用蟻の冬虫夏草に加えて、新種改良にも着手しました。そのきっかけは、保険診療をしない医療機関からの依頼でした。
 「蟻の冬虫夏草より強力な抗癌活性を持つ冬虫夏草が出来ないだろうか?」
もとより、川浪の目的は「癌に打ち勝つ何か」を見つけることにあったので、この研究を始めることになりました。そして着目したのが、蚕(カイコ)です。蚕は卵からサナギを作るまでの2ヶ月間、体量が2000倍になるといいます。これは、4回も繰り返す脱皮前に猛烈に食べて、消化吸収する想像を絶する凄いパワーの酵素を持っているからでしょう。
さらに、イモムシからサナギになってわずか数日で蛾として羽化してしまう。サナギの中では、強烈な酵素によってイモムシ細胞がアポトーシス(システムに沿った細胞崩壊)し、続いてタンパク合成酵素が超速正確に溶けたイモムシ細胞を蛾の細胞に作り替える。この天賦の秘術ともいうべき機序を冬虫夏草に取り込めば、食することによって癌細胞なんてアッという間に消え、正常細胞が一気に生成するはず。
この仮説をもとにして、野蚕(ある地方の野生カイコ)を栄養源にした培養基が完成。その結果が、前記した癌細胞の活性疎外試験となったということです。
大戦
あの悲惨だった第二次世界大戦(日中戦争も含む)で亡くなった日本人は8年間で約310万人(年平均約39万人)です。そして現在、癌で亡くなる日本人は年間約38万人に達します。ところが癌は右肩上がりに増加しているから、もう来年にでも、大戦を超える死亡者数となることは間違いありません。
人間の命は貴重です。大戦で死ぬのも、癌になって抗癌剤のダメージに苦しみながら死んでゆくのも、本質的には同じことですから、もっと現状をシビアに考える必要が有るのではないでしょうか。
国民が総力を挙げて、癌と闘うべき時期が来ています。そして、憎っくき癌にリベンジを果たすことが出来れば、我が子や可愛い孫たちが楽しく暮らしてゆける日本の将来が見えてくるはずです。

進化をつづける冬虫夏草
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食事革命

5000年